はじめての方へ 初めてのFX・CFDガイド

Plus500証券の「初心者向け!はじめてのFX/CFD」では、初めてお取引する方が知っておくべきFX・CFDの基礎知識をわかりやすく解説します。興味のあるトピックをクリックして、FX・CFDに関する知識を深めていきましょう。

CFDで発生する調整額とは?3つの調整額を解説!

Plus500証券のCFD取引でポジション保有中に発生する調整額は3つあります。各調整額の詳細は、表の下の解説をご参照ください。

調整額 ポイント
金利調整額 金利調整額は、各営業日の取引終了時点(「金利調整額適用時間」)でFXやCFDポジションを保有していた場合に発生します。
権利調整額 株を保有している際に支払われる配当金のように、CFDでは配当金に相当する調整額を受け取れる場合があります。買いポジション保有時は権利調整額を受け取り、売りポジション保有時は支払いとなります。
価格調整額 ロールオーバー時に評価損益を相殺する目的で価格調整額が発生しますが、実際にお客様の有効証拠金から加算/減算されることはありません。

【金利調整額】

FXやCFD取引において、ポジションを決済せずに翌営業日以降に持ち越す場合、金利調整額が取引口座に対して受け払われます。Plus500証券の場合、取引プラットフォームにて銘柄詳細の「情報」タブに記載の「金利調整額適用時間」にポジションを保有している場合、原則毎日金利調整額の受払いが生じます。

なお、金利調整額は各通貨の金利及び取引価格の変動により日々変動し、また、各通貨国固有の金利差が小さい場合やCFD銘柄では、売りポジション、買いポジションともに支払いとなる場合があります。

対象銘柄:全てのFX及びCFD銘柄
発生日:原則毎日

金利調整額に関する詳細はこちらをご覧ください。

金利調整額の計算方法はこちらをご覧ください

【権利調整額】

権利調整額とは、原資産にて配当等のコーポレートアクションが発生した場合、株主が受け取ることができる権利をCFD保有者にも付与または差し引く調整額のことです。参照原資産の株式等においてコーポレートアクションが起こると、CFD保有者には配当金等相当額である権利調整額が、お取引口座にて受け払いされます。

なお、権利調整額は原則、買いポジションを保有の場合は受取り、売りポジションを保有の場合は支払いとなります。

対象銘柄:個別株CFDなど、コーポレートアクションが発生する銘柄
発生日:コーポレートアクション発生後

【価格調整額】

先物を原資産とするCFDにおいて、原資産の限月切り替えの際、保有するCFDポジションを次の限月に持ち越すことをロールオーバーと言います。ロールオーバーが発生すると、当該CFDが参考とする価格が変更されるため、ロールオーバー前後で評価損益も変わってしまいます。

価格調整は、この評価損益の差を相殺するために行われます。価格調整額が受け払いされることで、ロールオーバー前と同じ評価損益が維持されるため、お客様の取引口座の有効証拠金に影響はありません。

また、ロールオーバーの際には、銘柄の価格だけでなく、未約定注文(新規指値注文、逆指値注文、決済指値注文、逆指値注文、ノンスリップ注文)の価格も調整され、価格調整額相当分が変更されます。
※未約定注文の価格調整は、変化した『額』ではなく、『比率』によって行われます。

なお、ロールオーバーが発生する前後には、メールにてその旨が通知されます。

対象銘柄:先物を原資産とするCFD銘柄(取引プラットフォームの銘柄詳細に「ロールオーバー」と記載されている銘柄が対象です。)
発生日:ロールオーバー時

価格調整額の計算方法はこちらをご覧ください。

また、上記調整額の確認方法についてはこちらをご覧ください。