ノックアウトオプション

ノックアウトレベルを事前に設定する事により、リスクを限定して、FX、主要個別株、世界中の株価指数、金や原油など多岐にわたる商品に投資する事ができます。
ノックアウトオプション

ノックアウトオプションとは?

ノックアウトオプションとは、事前に最大リスクを設定し、高い資金効率で、利益の最大化を狙える取引方法です。取引時に「ノックアウトレベル(=損失許容ライン)」をあらかじめ設定することで、注文前に最大損失額が決定するため、リスクを把握しながら投資ができるという特長があります。

また、最大損失額の決め方によっては、一般的なFXやCFD、現物株式、信用取引よりも少ない資金で大きなロットを売買する事ができるため、高い資金効率を実現する事ができます。利益は限定されていないため、利益の最大化を狙う事ができます。

さらにPlus500のノックアウトオプションでは、一般的なFX以外にも、株価指数、商品など多岐にわたる世界中の商品にほぼ24時間、1つの画面から画面の切替なしで投資する事ができます。

米国株(例:NVIDIA、Apple、Tesla、Alphabet)
FX(為替)(例:ドル/円、ポンド/円)
世界の株価指数(例:S&P500、NASDAQ100、Japan225)
商品(例:金スポット、銀スポット、原油(WTI、北海原油)、天然ガス、コーン、大豆など)

ノックアウトレベルとリスクの関係
ノックアウトレベルの仕組みは、逆指値注文と似ており、取引時に設定したノックアウト価格に達すると、ポジションは自動的に決済され、損失は確定する仕組みになっています。スリッページは発生しないため、これが最大損失額となります。スリッページも発生せず、設定した価格で確実にポジションが決済されるのは安心材料ですが、ノックアウトレベルは一度設定するとポジション保有後、途中で変更することはできません。

注文時にノックアウトレベルを設定すると、必要な資金が画面に表示されます。ノックアウトレベルの位置により、オプション料(=最大損失額)は以下のように変動します。

ノックアウトレベルが現在値に近い⇒オプション料が安い⇒ノックアウトのリスクが高い
ノックアウトレベルが現在値に遠い⇒オプション料が高い⇒ノックアウトのリスクが低い

さらに、取引開始時にノックアウトレベルを設定することで、最大損失額が算出され、リスクを限定しながら利益を追求することができます。

※以下の状況が生じた場合、算出された最大損失額や預託金を超える損失が発生する可能性があります。
・外貨建てオプション決済時の円換算レートが購入時より円安になった場合
・各種調整額の支払いにより、オプション購入代金以上の損失が発生する場合
・未実現利益で購入したオプションが、強制決済前にノックアウト価格に到達した場合

ノックアウトオプション取引で覚えておくべき重要なヒント

  1. 相場の方向性を予想する ノックアウトオプションは相場の方向性を予想し取引を行います。価格が上昇すると考える場合は「Bull(ブル)」(「上昇」)のポジションを取り、価格が下落すると考える場合は「Bear(ベア)」(「下落」)のポジションを取ります。ノックアウトオプションは、買いポジションのみ可能です。
  2. ノックアウトレベルを賢く設定する ノックアウトレベルの設定は極めて重要です。原資産価格に非常に近いところに設定すると、「ノックアウト」される(損失を被る)リスクが高まります。自分のリスク許容度を見極め、現在の市場水準から無理のない距離にノックアウト価格を設定しましょう。
  3. 途中決済が可能 従来の取引方法とは異なり、ノックアウトオプションには柔軟性があります。ポジションを建てた後、市場の動向を観察し、ノックアウトされる前に途中決済することができます。この 「途中決済 」機能により、お客様は柔軟に取引を管理することができます。
  4. 外貨建て銘柄を取引する際の注意 外貨建て銘柄でノックアウトオプションを取引する場合、外貨で発生した損益を日本円に換算するため、為替レートの変動により損益が変動します。通常、最大損失はオプション料に限定されますが、為替変動によりオプション料以上の損失が発生する場合があります。
  5. 取引期限に注意 ノックアウトオプションには取引期限が設定されています。取引期限を過ぎたポジションは、自動的に決済されます。取引期限については、ポジション一覧画面の「決済期限日」を参照してください。
これらの重要なヒントは、ノックアウトオプションを取引する際に理解しておくべき内容です。それらの特徴をよく理解することでリスクをコントロールした取引が可能です

ノックアウトオプションの仕組みについて

理解しておきたいノックアウトオプションの仕組み

原資産 ノックアウトオプションは、外国為替などを原資産としたオプション取引です。ノックアウトオプションの価値は、原資産の値動きに直接連動します。
リスクを限定 ノックアウトオプションでは、「ノックアウトレベル 」と呼ばれるノックアウトによりポジションが決済される価格をお客様ご自身で設定することができます。そのノックアウトレベルを設定することでオプション料が決定し、そのオプション料が許容できる最大損失額となります。
2つの取引方法 値動きを予測して「ブル(上昇)」「ベア(下落)」の2つの取引方法を選べます。原資産価格の上昇を予想する場合は、Bull(ブル)ポジションを選び、原資産価格の下落を予想する場合は、Bear(ベア)ポジションを選べます。また、FX取引と異なり、ノックアウトオプションの取引ではお客様は「買い」取引のみとなります。
ノックアウトの発動 ノックアウトレベルは、許容できる最大損失額を考慮して設定します。Bull(ブル)ポジションの場合、ノックアウトレベルは原資産価格より下に設定し、Bear(ベア)ポジションの場合、原資産価格より上に設定します。
リスク管理 原資産の価格が予測に反して動き、お客様の設定したノックアウトレベルに達した場合、ポジションは自動的に決済されます。この機能により、損失額を限定し、リスクを管理することができます。
ノックアウトオプションの価格は、原資産価格と連動して動きます。例えば、USD/JPYのノックアウトオプションを取引する場合、オプション価格はUSD/JPYの値動きに連動します。したがって、お客様が予測するUSD/JPYの値動きに基づいてBull(ブル)またはBear(ベア)のポジションを建てることができます。このとき、お客様がノックアウトの水準として指定したノックアウトレベルは損切りの指標となり、USD/JPYの価格がその水準に達した場合、ポジションは自動的に決済され、オプションバリューの全額が損失となります。

ノックアウトオプション注文画面

相場が上昇すると予想した際に、USDJPYの『Bull(ブル)』を選択した時の注文画面です。

オプション購入代金
オプション購入時に必要となる合計金額です。オプション料とセーフティデポジットで構成されており、オプション購入時に余剰証拠金から差し引かれます。

オプション料
オプション購入時のオプション価格です。「オプション単価 × 取引数量」で算出されます。

セーフティデポジット
オプション購入時にお預けいただく保証金です。通常、オプション決済時に全額返金されますが、オプション決済時に口座残高がマイナスとなった場合は、マイナス残高をセーフティデポジットにて精算し、残額を返金します。

よくあるご質問はこちらをご覧ください。

ノックアウトオプション注文画面

取引手順は直感的で分かりやすい

Plus500証券でノックアウトオプション取引をやってみましょう

  1. Plus500トレーダー口座を開設し、ログインする
  2. 取引したい銘柄を選択
  3. 価格の変動の予測をする
  4. ノックアウトレベルと取引数量を設定する
  5. 発注する

Plus500プラットフォームなら、シンプルな手順でノックアウトオプションを取引できます。

Plus500証券のノックアウトオプションを実際に取引してみましょう。最大損失額を限定しながら利益を狙える取引ができます。
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