FXとはどんな取引なの?そんなFXの知識がゼロの方でもわかるよう、本ページではFXの基礎について解説します。
FXとは?
FXは、Foreign Exchange(外国為替)の略で、「外国為替証拠金取引」と呼ばれます。外国為替とは、異なる2国間の通貨を交換する際の為替レートのことで、このレートは経済状況や政治的要因など、さまざまな理由で常に変動しています。
FX取引は、証拠金を預け入れることによって、実際に通貨を両替することなく、為替レートの変動を予測してその差額で利益を得る仕組みです。
特徴のひとつとして、土・日曜日を除きほぼ24時間取引が可能なこと、また、レバレッジを活用して、少ない資金でその何倍もの金額の取引をすることがあげられます。

FXで利益が出る仕組み
FXで利益を出す方法は、主に2つあります。
1つ目は、通貨ペアの買値・売値の差額によって生まれる差益です。たとえば、下記の図のようにドル円を1,000通貨の取引で、1ドル150円のときに買い、152円のときに売った場合、2,000円の利益になります。一方で、為替レートが逆に下がり、1ドル150円のときに買い、148円のときに売った場合、2,000円の損失になります。

※この図は1000ドルを取引したことを想定する図です。
※1,000通貨を取引するために必要な証拠金額については、「取引を始めるために必要な入金額は?」をご参照ください。
2つ目は、ポジションを保有しているときに、通貨ペア国による金利差等で発生する金利調整額を得る方法です。たとえば、低金利の国の通貨を売り、高金利の国の通貨を買うことで、2ヵ国間の金利差調整分の利益を得ることができます。逆に低金利の国の通貨を買い、高金利の国の通貨を売ると、金利調整額が口座から差し引かれます。
