CFDって何?FXと何が違うの?そんな疑問をお持ちの方でも安心して取引できるよう、本ページではCFDの基礎や仕組みについて解説します。
CFDとは?

CFD(Contract For Difference)は、日本語で「差金決済取引」と呼ばれ、売買によって生じた差額を受け払いする取引です。
CFDでは、株価指数や株式、金、原油など、世界中のさまざまな原資産を対象に取引を行います。実際に原資産を所有することなく、原市場と同様の取引を行い、その売買価格の差額が損益となります。
また、FX取引と同様にレバレッジを活用することができるため、CFD取引は原資産を所有することなく、証拠金を活用して世界中に投資できることが大きな特徴です。
CFD取引を始めるための第一歩は、その仕組みを学ぶことです。CFD取引とその仕組みについて見ていきましょう。
CFDで利益が出る仕組み
CFDで利益を出す方法は、主に2つあります。
1つ目は、銘柄の買値・売値の差額によって生まれる差益です。たとえば、以下の図のように、Japan225を10ロットの取引で40,000円で買いポジションを保有し、42,000円になった時点で決済すると、20,000円の利益となります。一方でJapan225の株価が下がり、40,000円で買いポジションを保有し、38,000円になった時点で決済すると、20,000円の損失となります。

2つ目は、ポジションを保有することで発生する金利調整額や権利調整額から利益を得る方法です。
CFD取引における金利調整額とは、ポジションを翌営業日に持ち越した際に発生する調整額で、ポジション保有中は、原則毎日発生します。
※金利調整額適用時間までポジションを保有した場合に限ります。
※金利調整額は、買いポジション、売りポジション共に支払いとなる場合があります。
また、CFD取引では、株式や株価指数を取引対象にする場合、実際に現物株を保有しているかのように配当金相当額等を受け取ったり、支払ったりすることがあります。これを「権利調整額」と呼びます。買いポジションを保持している場合は、権利調整額を受け取ることができ、売りポジションの場合は権利調整額を支払うことになります。この他、株式分割等のコーポレートアクションが発生した場合に受け払いが発生する場合があります。
FXとの違い
FXの投資対象が「外国為替」に限定されているのに対して、CFDは世界中の「株価指数」「株式」「金」「原油」などが投資対象です。Plus500証券では、人気の約1,800銘柄が取引可能です。
また、FXはインカムゲインとして「金利調整額」のみ得ることが可能ですが、CFD取引では、「金利調整額」だけでなく、「権利調整額」も受け取ることが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
さらにレバレッジの違いもあります。FXの最大レバレッジは25倍ですが、CFDは銘柄ごとに最大レバレッジが異なります。Plus500証券のレバレッジは以下のとおりです。
Plus500証券 CFD | Plus500証券 FX | |
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商品 | 個別株CFD、株価指数CFD、バラエティCFD | 為替 |
取引手数料 | 無料 | |
取引時間 | 銘柄ごとに異なります。 | |
最小取引単位 | 銘柄ごとに異なります。 | |
レバレッジ |
個別株CFD:5倍 株価指数CFD:10倍 バラエティ CFD:5倍 |
25倍 |
ロスカット | 維持証拠金が100%以下となった場合 |